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六つの柱

安全な食

息子が小学校の低学年のころ、○○バーガーが大好きでした。そのころ、私は、勤務先が遠く、長い時間を勤め先で過ごしていたために、実家の母親に来てもらい、家事を手伝ってもらっていました。普段は、母が手作りのものを用意してくれたのですが、土曜日の昼には息子が好きだからといって、○○バーガーはじめ、○○フライドチキンなど、ファーストフードを続けて食べさせていました。

そのころ、息子の足のひざ小僧の裏側にアトピーが現れ、花粉症気味になりました。東京の大学附属病院で検査してもらったりしましたが、はかばかしくなく・・・・そのときに、はっと、食べ物ではないかと気付きました。

それから、ファーストフードをやめ、2次加工品を減らし、素材を買ってそれを調理して食べるように食生活を変えました。そうするうちに、アトピーは、消えていき、花粉症もひどくならずに治まっていきました。

それからというもの食の安全には気を遣い、安全なものを作っている方を探して、そこから取り寄せたり、生協などで安全と思われるものを購入したりしました。

1973年(昭和48年)から有機農業を行っている千葉県の三芳村の生産者の方が届けてくださる野菜は、特別甘くて香りがあり、とてもおいしかったです。
そのころから、有機農業を自分で行えたらということに興味を持ち始めました。

1998年ごろに玄米酵素ご飯に出会い、私が玄米菜食になってからは、より安全な素材を手に入れることをめざしました。安全なものを得るためには、安全なものを作っている方と顔の見える関係に・・・というところから、2000年の夫の転勤をきっかけに、仕事を辞めて、「安全なものを自分たちで作ってしまおう!」という世界に飛び込んだわけです。

井内での暮らしは、食糧の自給をめざしています。有機・無農薬での米や、野菜つくり。お陽さまのあたる穏やかな自然に囲まれて、棚田に種を蒔く。時折の雨や、清水の恵みを得て、そろって芽を出し、それがすくすくと育って、収穫のときを迎える・・・。手間隙のかかる暮らしは、時に大変さはあっても、生きるということの原点に立ち戻る、充実した時を過ごすことができます。

食べ物のいのちをいただいて生かしていただいているということを、しみじみと味わいながら、ゆっくりと時を刻んでいけたら・・・と願っております。

2008年マクロビオティックを本格的に学びたいと発起し、大阪の正食協会の講習に通いました。そして2010年夏に師範科を卒業。これからが学びだと思っていますが、この間に学んだことは、真に循環する生活につながるばかりか、宇宙と調和して、平和に生きる生き方そのものとつながるものだと確信しています。

日々の実践の様子は、ブログつるちゃんの日々の暮らし【食】をご覧ください。

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